【2026年版】Uber Eats確定申告のやり方|大学生向け完全マニュアル(バイト掛け持ち対応)

この記事でわかること

✅ 自分が確定申告必要かどうかの判定 ✅ 家内労働者の特例でレシート集め不要な理由 ✅ バイト掛け持ちの場合の計算方法 ✅ 確定申告書の具体的な記入ポイント

まず確定申告が必要か判定しよう

あなたはどっち?

A. Uber Eatsのみ

バイトなし・Uberだけで稼いでいる

確定申告して特例にチェックすれば所得税ゼロ

(特例65万+基礎控除95万=160万まで非課税)

B. バイト+Uber

アルバイトとUber Eatsを掛け持ち

Uberの所得が20万円超なら確定申告が必要

(給与所得がある場合の副業基準)

確定申告をすれば住民税の申告も兼ねるので、別途の手続きは不要です。

パターンA:Uber Eatsのみの場合

確定申告は必要!でもやることはシンプル

特例は自動適用ではないので、**確定申告で特例にチェックを入れる必要があります**。チェックを忘れるとUberの収入がそのまま所得になり、税金がかかってしまいます。

レシート集めや帳簿は不要。確定申告で特例にチェックするだけで所得税ゼロにできます。

以下の手順で進めましょう。

ステップ① 年間の売上を確認

Uberアプリの「売上」画面で1年間(1月〜12月)の売上総額を確認します。

確認する数字

正味の料金(配送報酬)

例:¥800,000

プロモーション(インセンティブ)

例:¥400,000

売上総額(=雑所得の収入金額)

¥1,200,000

ステップ② 経費について(レシート集め不要!)

レシートや領収書の保管は不要

**家内労働者の特例**を使えば、実際の経費がいくらであっても**65万円が自動的に必要経費として認められます**。ガソリン代や修理費のレシートをわざわざ集める必要はありません。

❌ レシートを毎回集めて保管する → 不要 ❌ 経費を項目ごとに帳簿つける → 不要 ✅ 確定申告のときに特例にチェックするだけ → これだけでOK

唯一やっておくべきことは、Uberアプリの売上画面のスクショを残しておくこと。これは経費の証明ではなく、収入額の確認用です。

ステップ③ 所得を計算

計算例(Uber収入120万円・実際の経費10万円の場合)

収入 120万 特例経費 65万 = 所得 55万
所得 55万 基礎控除 95万 = 所得税 ¥0

所得税はゼロになりますが、特例を適用するために確定申告は必要です。チェックを忘れると65万の経費が認められず、税金がかかってしまうので注意!

ステップ④ 確定申告書に記入

確定申告書の記入ポイント(Uberのみ)

❶ 雑所得の「収入金額」欄

Uber Eatsの年間売上総額を記入

❷ 雑所得の「必要経費」欄

特例を使う場合は65万円と記入

❸ 所得金額の頭に「⑬特」と記入

所得金額の数字の前に「特」を丸で囲んで記入。これが家内労働者の特例を使っている印です。

❹ 第二表の「特例適用条文等」欄

「措法27」と記入

❺ 計算書を添付

「家内労働者等の事業所得等の所得計算の特例の適用を受ける場合の必要経費の額の計算書」を添付

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面の案内に沿って入力するだけで自動計算されます。

パターンB:バイト+Uber Eatsの確定申告

バイトの給与がある場合は少し計算が変わります。

大事なポイント:特例の65万円は給与所得控除と合算

⚠️ 掛け持ちの場合の注意

家内労働者の特例で使える経費 = 65万円 − 給与所得控除額

バイトの給与所得控除と合わせて65万円が上限。バイト収入が65万円以上あると特例は使えません。

計算例

例:バイト年収50万 + Uber年収80万の場合

① バイトの給与所得

バイト収入 50万 給与所得控除 55万 = 給与所得 0円

② 特例で使える経費の計算

上限 65万 給与所得控除 55万 = 使える特例 10万円

③ Uberの雑所得

Uber収入 80万 特例経費 10万 = 雑所得 70万

④ 合計所得と税額

給与所得 0 + 雑所得 70万 基礎控除 95万 = 所得税 ¥0

例:バイト年収80万 + Uber年収80万の場合

① バイトの給与所得

バイト収入 80万 給与所得控除 65万 = 給与所得 15万

② 特例で使える経費

65万 − 65万(給与所得控除) = 0円(特例の枠は給与所得控除で使い切り)

③ Uberの雑所得

Uber収入80万 − 特例0 = 雑所得 80万

④ 合計所得と税額

給与所得 15万 + 雑所得 80万 基礎控除 95万 = 所得税 ¥0

⚠️ 所得税はゼロですが、合計収入160万は社会保険の130万を超えているため、親の社会保険の扶養から外れてしまいます。国保・年金で年間約30万円の自己負担が発生します。

掛け持ちの確定申告で必要なもの

📄 バイト側

源泉徴収票(バイト先からもらう)

📱 Uber側

年間売上の確認(Uberアプリの売上画面)

🎉 経費レシート

不要!特例で65万自動適用

📝 特例の計算書

家内労働者の経費計算書(特例使用時)

確定申告の提出方法

💻

e-Tax(おすすめ)

マイナンバーカードがあればスマホで完結

📮

郵送

作成コーナーで印刷して税務署に郵送

🏢

税務署で直接

2〜3月は混雑するので早めに

確定申告の期限

2月16日〜3月15日

e-Taxなら1月から提出可能!早めがおすすめ

よくある質問

Uber Eatsの売上はどこで確認できる?

Uberアプリの「売上」→ 期間を1年に設定すると年間の売上総額が確認できます。また、Uberから届く**「支払い明細書」**も確定申告の根拠資料として使えます。

現金配達の売上も申告が必要?

はい。現金で受け取った配達報酬も全額が収入です。Uberアプリの売上画面には現金売上も含まれています。

家内労働者の特例はどうやって証明する?

特例の適用に特別な証明書は不要ですが、確定申告書に**「特」の印と「措法27」の記載**、そして計算書の添付が必要です。計算書は国税庁のサイトからダウンロードできます。

まとめ

✅ Uberのみ → 確定申告で特例にチェックすれば所得税ゼロ(特例65万+基礎控除95万=160万まで非課税) ✅ バイト掛け持ち → Uber所得20万超で確定申告。特例は給与所得控除との合計65万が上限 ✅ レシートや領収書の保管は不要。確定申告で特例にチェックするだけ ✅ 申告書には「⑬特」マーク+「措法27」+計算書を添付 ✅ 130万円以内なら所得税ゼロ。社会保険の扶養も維持

本記事は2026年4月時点の税制に基づく一般的な情報提供です。個別の税務相談は税務署・税理士にお問い合わせください。