この記事でわかること
まず確定申告が必要か判定しよう
あなたはどっち?
A. Uber Eatsのみ
バイトなし・Uberだけで稼いでいる
確定申告して特例にチェックすれば所得税ゼロ
(特例65万+基礎控除95万=160万まで非課税)
B. バイト+Uber
アルバイトとUber Eatsを掛け持ち
Uberの所得が20万円超なら確定申告が必要
(給与所得がある場合の副業基準)
確定申告をすれば住民税の申告も兼ねるので、別途の手続きは不要です。
パターンA:Uber Eatsのみの場合
確定申告は必要!でもやることはシンプル
特例は自動適用ではないので、**確定申告で特例にチェックを入れる必要があります**。チェックを忘れるとUberの収入がそのまま所得になり、税金がかかってしまいます。
レシート集めや帳簿は不要。確定申告で特例にチェックするだけで所得税ゼロにできます。
以下の手順で進めましょう。
ステップ① 年間の売上を確認
Uberアプリの「売上」画面で1年間(1月〜12月)の売上総額を確認します。
確認する数字
正味の料金(配送報酬)
例:¥800,000
プロモーション(インセンティブ)
例:¥400,000
売上総額(=雑所得の収入金額)
¥1,200,000
ステップ② 経費について(レシート集め不要!)
レシートや領収書の保管は不要
**家内労働者の特例**を使えば、実際の経費がいくらであっても**65万円が自動的に必要経費として認められます**。ガソリン代や修理費のレシートをわざわざ集める必要はありません。
唯一やっておくべきことは、Uberアプリの売上画面のスクショを残しておくこと。これは経費の証明ではなく、収入額の確認用です。
ステップ③ 所得を計算
計算例(Uber収入120万円・実際の経費10万円の場合)
所得税はゼロになりますが、特例を適用するために確定申告は必要です。チェックを忘れると65万の経費が認められず、税金がかかってしまうので注意!
ステップ④ 確定申告書に記入
確定申告書の記入ポイント(Uberのみ)
❶ 雑所得の「収入金額」欄
Uber Eatsの年間売上総額を記入
❷ 雑所得の「必要経費」欄
特例を使う場合は65万円と記入
❸ 所得金額の頭に「⑬特」と記入
所得金額の数字の前に「特」を丸で囲んで記入。これが家内労働者の特例を使っている印です。
❹ 第二表の「特例適用条文等」欄
「措法27」と記入
❺ 計算書を添付
「家内労働者等の事業所得等の所得計算の特例の適用を受ける場合の必要経費の額の計算書」を添付
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面の案内に沿って入力するだけで自動計算されます。
パターンB:バイト+Uber Eatsの確定申告
バイトの給与がある場合は少し計算が変わります。
大事なポイント:特例の65万円は給与所得控除と合算
⚠️ 掛け持ちの場合の注意
家内労働者の特例で使える経費 = 65万円 − 給与所得控除額
バイトの給与所得控除と合わせて65万円が上限。バイト収入が65万円以上あると特例は使えません。
計算例
掛け持ちの確定申告で必要なもの
📄 バイト側
源泉徴収票(バイト先からもらう)
📱 Uber側
年間売上の確認(Uberアプリの売上画面)
🎉 経費レシート
不要!特例で65万自動適用
📝 特例の計算書
家内労働者の経費計算書(特例使用時)
確定申告の提出方法
💻
e-Tax(おすすめ)
マイナンバーカードがあればスマホで完結
📮
郵送
作成コーナーで印刷して税務署に郵送
🏢
税務署で直接
2〜3月は混雑するので早めに
確定申告の期限
2月16日〜3月15日
e-Taxなら1月から提出可能!早めがおすすめ
よくある質問
Uber Eatsの売上はどこで確認できる?
Uberアプリの「売上」→ 期間を1年に設定すると年間の売上総額が確認できます。また、Uberから届く**「支払い明細書」**も確定申告の根拠資料として使えます。
現金配達の売上も申告が必要?
はい。現金で受け取った配達報酬も全額が収入です。Uberアプリの売上画面には現金売上も含まれています。
家内労働者の特例はどうやって証明する?
特例の適用に特別な証明書は不要ですが、確定申告書に**「特」の印と「措法27」の記載**、そして計算書の添付が必要です。計算書は国税庁のサイトからダウンロードできます。
まとめ
本記事は2026年4月時点の税制に基づく一般的な情報提供です。個別の税務相談は税務署・税理士にお問い合わせください。